歌姫はギタリストに恋をした゚*。㊤
「ああ!私の後ろでギター弾いてくれる人ですか??」

「そうそう!前までいたギターのヤツ…独立したいって言って、この前のツアーで辞めちゃっただろ?だから新しいギターのヤツ入れたがら、sAra.ちゃんに紹介しようと思ってさ〜」


雄大さんは、辺りを見渡しながらそう言った。



確かに…今まで私のバックでギターを弾いてくれていた人は、この前のツアーで辞めてしまっていた。

新しいギターの人が近々入るって聞いてたけど、今日からなんだぁ…

どんな人だろう…?




「これから紹介するヤツは、ギタリスト界では有名人なんだよ。」

「…そうなんですか?」

「うん。絶対断られると思ったんだけど、俺がsAra.ちゃんのバンドメンバーに誘ったら、速攻OKしてくれたんだ!」

「へぇ〜……」


有名な人なんだ…

私知ってる人かなぁ?

なんか実力ありそうな人だし、結構もうおじさんだろうなぁ。

私、仲良くできるかな(汗)?




「あ…いたいた!ったく〜勝手にいなくなるなよなぁ〜」

――!
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