17歳の不良と6歳の殺し屋

私は死ぬ気で起き上がり、自分でお粥を作ると宣言。

翡翠には何かフルーツの缶詰を、コルダには薬とアイス枕を頼んだ。そしてハリスは私の手伝いと言う形でおさまった。

ああ…死ぬ…もはや牛乳袋の中に入れて薬飲めばいいじゃないか……。
…いやこいつらが許さないだろうな…んでこの世のものと思えない物を食わされるに違いない…。

そんなものを目の前にした挙句に食わされて死ぬんだったら、自分でお粥を作って死んだほうがマシだ!!どっちも惨めだが、苦しさの度合いが違う!!


私は涙と汗を浮かべて、ハリスに支えられつつキッチンへと向った。



< 254 / 276 >

この作品をシェア

pagetop