君だけを・・

ゆりちゃんは部活まで・・そして孤立？

だけど・・彼女に私は同情できなかった・・酷いかも・・

「ゆりちゃんが・・あの後・・・どうなったかは私には関係ないわ・・ゆうのことも・・」

「そうだね・・ゆりのことは・・許せとは言わない・・だけど・・ゆうはあいつのことは・・もう一度話す機会を与えて欲しいんだ・・・」


「ゆうのこと？どうして？」


「あいつが・・あまりにもさ・・・・ダチの後輩から聞いて・・それで気になってさ・・
ゆりとどうせ付き合ってると思ったけどそうじゃなかった・・様子を聞いていくと・・ゆりどころか・・どの女とも付き合わず、大学も辞めてすさんだ生活になってるらしくて・・・・」


ゆうが？


「君が実家に帰省したときにあいつと再会した日のあと・・ひどく荒れたらしい・・それから何日も引きこもって・・理由は・・君が妊娠してその相手と結婚することになったからだと・・それを聞いて俺は君の傷が癒えたと思った・・だが一人の男を不幸にした・・
そのことでゆりも俺も複雑だった・・今さらそいつと別れてあいつのこと許せなんて言えないしな・・」


先輩も克己君のことの誤解を？

「だが・・君は結婚した様子もない・・どういうことかな？」


「勘違いです・・出来婚したのは妹・・私はそれで戻ったんです・・それをゆうが偶然勘違いして・・」


「なるほど・・そのあと偶然あのときいたゆりがあいつと偶然あってね・・ほんとに間が悪いね・・それを君が見て・・・」


先輩は頭を抱えている・・




「なら・・あいつがゆうにもまだ機会があるってことでもいいかな？」


「・・・・どうして？そもそも先輩どうしてゆりちゃんと？二人がどうなろうと関係ないけど・・」



「再会したのは偶然だった・・そのときダチ経由でゆりに何があったかも・・知ってたけど・・お互い昔いろいろあったなって雰囲気でさ・・それでいろいろ話して・・言えないこといえなかったことたくさん話して・・時々あうようになったんだ・・進学した大学はほとんど知り合いのいないところだったらしくて・・ゆりは後悔してるって言ってたそして・・またゆりが好きになったんだ・・」