君だけを・・
ゆうの実家に・・・一度ゆうの家に行ったことはある・・そのときお母さんにはあったけど・・



不安な気分でゆうと家に行くと・・・

「いらっしゃい・・・待ってたのよ・・舞ちゃん」


「本日はどうも・・あの私のこと・・・?」


「ええ・・覚えているわ・・それと本当にごめんなさい・・ゆうを許してくれてありがとう・・」

お母さんは私を覚えていた・・そして私の手を握り、何度も謝る・・


そんなゆうのお母さんを見て何もいえなくなった・・

ゆうは複雑そうにして黙っていた・・


そしてお父さんにも会わせてくれた・・ゆうのお父さんは優しそうな人だった。

「ゆう・・お前、こんな良いお嬢さんを二度と泣かせるな・・」


「わかってるよ・・」



それからは和やかに進んだ・・・


一緒にご飯を食べて仲良く話した。




食器を片付けるとき手伝う・・

お母さんと二人きりなったとき・・

「本当にありがとう・・舞ちゃん・・ゆうに聞いたわ・・事故の事も・・ゆりちゃんのことも・・・」

「・・・・」


「事情を聞いてうちとしてももうゆりちゃんの家とはかかわり持たないことにしたの・・」


「えっ?そんないいんですか?」

「いいのよ・・それに噂がきて・・この辺にはいづらいらしいし・・ゆりちゃんだけ遠くに進学したみたいだど・・」



私のために・・
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