半熟cherryⅡ

『…“いつも”なんて。
しょっちゅう手紙もらってるんデスか?』





俺の言葉に杉原の目がまた泳ぎ出す。





『…杉原センセー、ウチの学校2学期からデスよね?
2年の授業しか持ってないのにいろいろ舞浜のコト知ってるんデスね』



「その話こそ今はカンケーないだろう?!」





からかうような俺の言葉に。

杉原の顔には焦りが見え始めた。





『…そうデスね…』





焦ってても、何してても、何を言ってても。

…コイツはダメらしい。





俺は。

言葉だけじゃない。

態度も表情も。

全てを嫌悪感丸出しに口を開いた。





『…アンタはなんでも自分の思い通りにいくと思ってた。
それなのに邪魔をされた。
しかも生徒にだ。
“俺”が気に入らねぇなら俺だけでいいだろーが。
他の人間巻き込むんじゃねぇよ』





“カサッ”…。





杉原は俺が足元に投げた封筒を拾い。



笑みを浮かべた。



 

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