ガー ネ ッ ト ~不良少女の憂鬱~
急ぎめに教室に戻り、
ドアを開ける。
ちょうどSHRは終わったみたいだった。
アイツらは…
いない。
クラスの皆がざわつく。
自分の席に戻り前を見た。
「…………っ……」
黒板にでっかく
"片桐まのん、屋上に来い!"
と書かれていた。
まあ、汚い字。
いやもしかしたら芸術なのかもしれない。
それより…
まったく懲りない奴だ。
あたし何かしたかよ。
「片桐さんっ!」
女の子3人組があたしを囲った。
「?」
「絶対に、行ったほうがいいよ!!」
「……どういう意味?」
「いや、海野くんの命令は聞かないと後でヤバいの!!」