大金持ちと貧乏娘
学校に着いた。
いよいよ私の高校生活が始まる。

「「せーのっ!!」」

一緒に校門を飛び越えた。


「何これ・・・」

「わぁ~すごいね。」

私たちの目に飛び込んできたのは
大きな噴水と大きな銅像・・・

なんでこんな豪華な高校に入学できたのか不思議でたまらない・・


「早くクラス発表行こうよ!」

加奈と一緒のクラスだったらいいなぁ・・・


中学では一年のときだけ一緒になった。

靴箱のところに貼りだしてあった。


「優奈、同じだよ!!」

「ホント!?」

心の底から喜びが沸いてきた。

「で!?私たち何組?」

「B組!」

「じゃあ教室上がろっか」

「行こ行こ!」

キャーーーーーーーーーーー!!

!?

な!?何!?

「何か人だかりできてるよ!行ってみよ!」

「うんうん」

加奈はやじうまだから行かずにはいられないんだよ・・

人だかりの中には一人の男・・・

周りの女子の目にはハート。

まあ、イケメンだと思うけど?

あれっ?

加奈がいない・・・

まさか・・・!

「ちょっと!加奈!!」





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