大金持ちと貧乏娘

入学式

保健室に行ってから

教室へ向かった。

みんながこっちを見てる。

ちょっと怖かった。

席に着いた。

私の席は窓側から2列目の後ろから2番目。

風も入ってきて気持がよかった。




キャーーーーーーーーーーーー




何この悲鳴!?

何かあったの??


みんなが見つめている先は・・・


あの女子の塊。

ということは、アイツがいる。


私は加奈を探した。

いない・・・・・・



行っちゃったねこれは・・・



「じゃあみんなまたあとで。」


「「はいっ~~~」」

なんだこのノロケきった声は・・・

そんなにかっこいいの??

「僕はB組だからよろしくね。」

げ!!

同じ組!?


やだよぉ・・・

加奈が帰ってきた。

それと同時にあいつが入ってきた。
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