[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
客間に着いた俺は襖を開けた。


その瞬間客間には
ピリッと緊張感が走った。


御膳の並び方は手前の
真ん中だけ1つを残して後の組員たちは端に寄っている。



俺は毎日真ん中の
腰掛けの椅子に座る。


そこに鉄が居て

「夏愛さんまだみたいなんで俺呼んで来ますね。」


と言いながら客間を出ていった。


俺は夏愛と今の状況にあっても鉄に嫉妬していた。


眉間に皺を寄せながら
出ていく鉄を見ていた。
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