先生は蒼い瞳の狼くん






ドキ、ドキ、ドキ、


相変わらず心臓がうるさい…



「やっぱり、反応が可愛いな」


「…っ」



先生はベッドに寝そべり頬杖をつきながら私を見下ろし、優しく私の顔を覗き込む



「雪村?」


「…?」


「さっきの続きだけどな…」



「え?」



「男にもいい奴はいる…だから、男に対して悪い印象ばかりは持つなよ」


「………」


「それは、この学校に来て…よく分かっただろ?」


「…先生」



先生の言う意味は分かる…


龍之介くんや後藤くん

久保くんに杉田くん



みんな―…よそ者の私と普通に話してくれた


変な眼でみないで、私自身を見てくれた―…




特に、龍之介くん



転校してきて、視線を合わせられなかった私の事を一切悪くなんか言わなかった―…


言葉もたどたどしい私と話してくれて、助けてくれたり、優しくしてくれた




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