ハネノネ ‐the world that you saved.‐
「僕らはまだ子供だ。
チキュウとハネノネに償う術なんかきっと無い。
でも僕ら子供にしかできないことがある。
無限の可能性と、大人になるまでの時間がまだまだあるんだ。
ハネノネはきっとこの星が嫌いだった。
だって帰ってこないで、チキュウでそのまま死んだから。
だから僕は、この星をチキュウより素晴らしい星にしたいと思うんだ。」
償いには程遠いかもしれないけれど、
これが今の僕の精一杯。
子供っぽい?
まだ子供だよ。
でも、「世界を救いたい」と言ってた大の大人もいるんだから、恥ずかしいことじゃないと思える。
部屋中に歓声が響いた。
嬉しくて、胸がいっぱいになって
堪えきれずにノートを力いっぱい掲げた。
天にも届け、と 願いながら。