唇にキスを、首筋に口づけを
そういえば、何で私を誘拐したんだろう。
血を得るためならば毒を盛る理由はない。
殺すためならば魔界まで連れてくる必要はない。
爽哉を誘き寄せるにしても時間がかかる。
・・・ダメだ、考えてもきりがない。
なんなら本人に聞くか・・・?
それも怖いところだ。
そんなことを考えながら食べていてもこのサンドイッチは本当においしい。
「食べたらドアの外にトレイを置いておけ。」
そう言うとヤツはいきなり立ち上がって部屋を出て行った。