lucky×unlucky
黒髪のストレートヘア美少女は俺の顔を見るなりあからさまに嫌な顔をした
「……どうしてあなたがこんな朝っぱらからいらっしゃるのでしょうか?」
「…牛乳瓶底メガネガールこそなんでこんな朝っぱらから登校しようとしてるの~?」
「変なあだ名つけるのやめて下さい。地味子で通す予定の私がこんな高級デザイナーズマンションから出てくるの見られたら注目されるので、早めに登校しようと思ったんですよ」
「ふーん」
「で、あなたの理由は?」
篠宮はツカツカと俺の目の前まで来ると俺を見下ろす形で覗きこんだ
「俺?俺は篠宮さんを待ってたの」
「……は?」
ヘラッと笑えば篠宮はいまいち理解出来ないのか眉をひそめる
「昨日の事について」
「ああ…」
そう言えば合点がいったのか軽く頷く仕草を見せると、俺の向かい側のソファに腰掛けた
どうやら話は聞いてくれるらしい
「…その様子だと何かあったようですね」