アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 「……」


 シンさんが私たちの前に座る。


 「君の歌詞…拝見させてもらったよ。本当に…良く出来ている…素人さん
とは思えない。涼から聞けば…小説家志望だとか…それにあのサスペンス作家の香住連太郎先生のお嬢様だって」



 父親のコトはあまり言われたくないが…私は愛想笑いで誤魔化す。


 「是非…君にウチの作詞家になってもらいたい…ダメかな?小説家志望の
君には決してマイナスにならない話だと思うけど…」


 「……でも…!?」


 私は隣に座る涼雅を尻目で見つめる。

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