アイドルが生徒会長!?地味子はケータイ小説家!!~リアルな二人のLOVESTORY~
 私たちは黒い幕に囲まれていた。


 誰にも見られる心配ないけど…幕の向こうではまだ劇が進行している。


 それを構わず…涼雅は私を抱き寄せてキスした。


 心臓の鼓動も…ドキドキではなくバクバク…



 塞がれた唇の隙間から涼雅の舌が私の口腔の中に大胆に入って来る。


 私は息が止まりそう…


 でも…嫌悪感はない。


 自分の愛する人だから。


 私は涼雅にすべてを委ねる。




 

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