君がいれば・・・①
「それは絶対にだめっ!シンは人気が第一の仕事なんだからわたしみたいな子が側に居ると知ったら人気がなくなるかも知れない」



「セナ、人気なんて関係ないよ」



吸い込まれそうなほどの瀬奈の大きな目を見つめ、顔を近づけた。



「んっ……」



唇を重ね合わせ甘い感覚に身をゆだねる。



瀬奈を味わうように唇が敏感な鎖骨に移動する。



「ふ……ぁ……」



ソファーに瀬奈を押し倒しそうになったその時、シンの携帯電話が鳴った。



~~~~~♪



しかし、シンは無視して瀬奈に口づけをしている。



~~~~~♪



「シン!電話っ!」



瀬奈が着信音にやっと気付いた。



「いい……」



瀬奈の胸のボタンに手がかかる。



~~~~♪



まだしつこく鳴っている携帯電話に瀬奈は気になった。





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