君がいれば・・・①
シンが料理をテーブルに並べ終えると、瀬奈の体温計もピピッという音をたてて知らせた。
瀬奈が見る前に手が伸びて取り上げられた。
「37.5℃か・・・・・」
熱があるセナを抱いてしまい自己嫌悪だ。
「えっ?嘘……」
「食べたら眠った方がいい」
「37.5℃なら平熱に近いから大丈夫だよ?あたし平熱高いんだから」
「平熱が高いと言ってもせいぜい36.5℃位だろう?」
シンの手が瀬奈の額に置かれる。
「平気だよ あ……シン今日もお仕事だよね?」
「今日はジフンが調整してくれたから一日中一緒にいられるよ」
「本当に!?」
一日中一緒にいられると聞いて嬉しそうな瀬奈にシンが微笑む。
「だから午前中寝ていても大丈夫だろう?」
「……うん」
間を置いた返事だから瀬奈は納得していないようだ。
瀬奈が見る前に手が伸びて取り上げられた。
「37.5℃か・・・・・」
熱があるセナを抱いてしまい自己嫌悪だ。
「えっ?嘘……」
「食べたら眠った方がいい」
「37.5℃なら平熱に近いから大丈夫だよ?あたし平熱高いんだから」
「平熱が高いと言ってもせいぜい36.5℃位だろう?」
シンの手が瀬奈の額に置かれる。
「平気だよ あ……シン今日もお仕事だよね?」
「今日はジフンが調整してくれたから一日中一緒にいられるよ」
「本当に!?」
一日中一緒にいられると聞いて嬉しそうな瀬奈にシンが微笑む。
「だから午前中寝ていても大丈夫だろう?」
「……うん」
間を置いた返事だから瀬奈は納得していないようだ。