君がいれば・・・①
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「あっ!これダメっ!削除してっ!」
瀬奈がパソコンの画面を見てシンに慌てて言う。
「ダメ、可愛いよ」
瀬奈が大きな口を開けて食べている姿の写真。
「もう……」
昨日撮ったデジカメの画像をシンのパソコンに取り込んでいる所だ。
自分の写真たくさんあるのにパソコンに取り込む画像は瀬奈のものだけ。
「……これでしばらく我慢できそうだ……」
シンの左手は瀬奈の肩に腕を回し、肩を優しく撫でている。
「ん……」
もうすぐ別れの時間が来る。
再び寂しい日々がやって来てしまうのだ。
「また来るから シン、お仕事頑張ってね」
シンの肩に頭をのせた瀬奈はシンの顔を見ない。
「あっ!これダメっ!削除してっ!」
瀬奈がパソコンの画面を見てシンに慌てて言う。
「ダメ、可愛いよ」
瀬奈が大きな口を開けて食べている姿の写真。
「もう……」
昨日撮ったデジカメの画像をシンのパソコンに取り込んでいる所だ。
自分の写真たくさんあるのにパソコンに取り込む画像は瀬奈のものだけ。
「……これでしばらく我慢できそうだ……」
シンの左手は瀬奈の肩に腕を回し、肩を優しく撫でている。
「ん……」
もうすぐ別れの時間が来る。
再び寂しい日々がやって来てしまうのだ。
「また来るから シン、お仕事頑張ってね」
シンの肩に頭をのせた瀬奈はシンの顔を見ない。