【完】きっと、ずっと恋をする
雄太郎は点滴をしていた。
なんだかとても痛々しくて、涙が出てきた。
「え?何、泣いてるの?」
「だって、雄太郎…ひっく、が…」
「そんな泣くなよ。俺、大丈夫だからさあ」
そう言って雄太郎は肩をポンポンと叩いて慰めてくれた。
「なんで、病人の俺が、健康な美月を慰めなきゃならないんだよ」
って冗談も言いながら。
「とりあえず、中に入る?」
「……」
私はコクリと首を下ろして、雄太郎の後に続いて病室に入った。
雄太郎はベットとベットの間をカーテンで仕切って、どうぞと言って、椅子を出してくれた。