新撰組の姫君 〜もしもの世界・斎藤一編〜
「奏さんのことを軽い女子だと言っていたのです。その後も下品な発言ばかりしていたので潰したんですよ。」

半場、逆に怒りながら土方さんと近藤さんに向かって話す。

あぁ、腹が立つ。

壁に叩き付けたくらいじゃ収まらない怒りです。

「…そうか。」

「むぅ…けしからんな。」

土方さんの反応は分かりにくいが2人とも怒っている。

「斉藤当たりが捕まえていてくれているだろうから後で処分を下す。」

「総司、歳、分かっていると思うだろうがこの事は」

「奏に言わなけりゃ良いんだろう?」

「心得ていますよ。」

と言うか言えないだろう…。
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