Perfume〜時の調香師〜
今までこんな事はなかった、なぜ頭痛が…



「んっ……」


頭痛が治まりやっと普通になった


「ここは…?」


意識がなかったから誰かが運んでくれたのか?


「目がさめましたか?」

「ぇえ…ありがとう」


「いえ…ご飯をもってきますね」


親切にしてくれた、若い女性


「あれ…?」


俺は少し違和感にきずいた。さっきまでパーティーにいたはず…


「ここは医務室とか?」

独り言を言っていると

ゴーンゴーン

やけに遠く鐘が聞こえる。さっきはやたら近くに鐘が聞こえたのに。


「あれ?医務室じゃない?じやぁドコ?」


「何を独り言いってるんですか??」


俺の独り言を少し聞かれていたみたいだ。恥ずかしい……


「いや…鐘がやたら遠く聞こえるからさ!なんでかなぁって…」
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