Perfume〜時の調香師〜
ドロシーも目を丸くしてQを目で追いかけていた

俺はあ然とみていた

鼻水と、涙が走りながらなびいている…ドラマみたいだ。


「J君…!そうだったんだね‥!!」


「Q君……ち、違うよ!嘘…だもん!!」


あーあ…つい癖で言っちゃった


「そんなぁ…」


うつむくQ…


「あ…えっと…うんと…」

言葉に詰まってるJ


「頑張れよう!」


軽く俺は声をかけた。


そしたらJが手を握りしめて、思い切ったようにQにいった。


「泣かないで!」


「グスッ…ズーッ…グスッ」


「泣かないで!Q君!」

「うん…グスッ」


鼻水を必死に吸い上げている


「ほんとはね‥僕も一緒に…」


後少しなのに、うつむいてしまった。


「なぁに…グスッ…J君」

「僕もね…僕もお歌うたいたかったの」


「歌いたかったの…?グスッ」


「う゛ん゛…ゥウ…」


Jまで泣き出してしまった。
< 192 / 197 >

この作品をシェア

pagetop