白い月影

_____


「...っはあ...はあ...」

「どんだけ走るんだよっ...」


つーかまじでこの女...何者...
どっかで見たことあるよーな...


「ここよ...!!!」

怪しい格好のままの女と俺は
おおきなマンションの前で止まった。

「...は!?いや、まて」

「ここどこ「いいから!はやく」


腕をガシッと捕まれ、
エレベーターに乗り込んだ。


こんな時に人が入ってきたら
あきらかに変態だよな...『チーン』って
はいってきたああああああ!!!

気まずううう...!!!

視線が痛い..

「はぁ...」


俺はわからないほど小さく溜息をついた

< 10 / 17 >

この作品をシェア

pagetop