youthful days~男女7人青春物語~
「弘一さんが頼りだったのかも知れないわ」

そう言った莉緒に、
「俺が頼り?」

蒲生は聞き返した。

「長くいた弘一さんが頼りだったから、わざわざ学校にきたと思うの。

ちょっとの間だけ関係を持っていた男よりも、弘一さんが唯一の頼りだったのかも知れないわ。

でなきゃ、妊娠を伝えにわざわざ学校にこないと思うの」

まっすぐに自分を見つめる莉緒は、自分が思っている以上に芯が強い子らしい。

「けど、俺の子じゃないかも知れないんだぞ?」
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