宿題するから利用して
あいつには敵わない。
どんなに頑張ってもこえられない壁があって、その高い障害を取り払うことは俺には不可能だ。
なぜなら、彼は彼で自分は自分だからである。
二人の差が縮まることはない。絶対に。
「え、何、お前別に小崎も山瀬も好きくないよな?、んー、それ恋愛要素関係ないじゃん、とりあえず彼女〜ならお前すっげ嫌な野郎じゃん。微妙。
そーゆ神経ありえん軽蔑する、余裕で引くわ俺」
――そう、いつも冗談ばかりの癖に、いざという時に真剣な瞳をするところがライバルと自分における永遠の違い。
狡い、そうなると視線を辿ればたちまち俺が悪者で敗者で弱者で馬鹿者になるのだ。