宿題するから利用して
いつもいつもそう。
面白くない状況でも自分の発言に肩を揺らしマイペースを貫き子供のように茶化すのだ。
そうされたら周りはなんだか自分が恥ずかしくなって、近藤洋平の言葉の裏に気づくことなく散る――そうなるように仕組む奴。
仮に相手が相当痛いお客様は神様状態の奴で、計算が通じず彼氏の登場に本気でキレたとしよう。
その場合、近藤洋平は最高に格好悪い道を選ぶに決まっている。
そう、いつものくどいお喋りで雑魚キャラの苛立ちをわざと買い、
その隙にきっちり彼女とアイコンタクトをとりお姫様を逃がしてあげてから、きっと喜んで殴られるはずだ。
俺が知っている黒髪の少年はそういうウザイ奴。