宿題するから利用して

どうか今以上仲良くならないでほしい、一刻も早く別れてほしい、早く心の中から消えてほしい。

お願いだから彼女の内に住まないでほしい。


今自分がどんなに見苦しい顔をしているのか嫉妬で忙しい俺は想像つかなかった。

怒っているのか凹んでいるのか無表情なのか案外笑みを浮かべているのか、

すべては近藤洋平への羨望からなんてあんまりにも格好悪い。


涼しくなったかと思えば蒸し暑く、冷えて困れば汗をかき、そうして寒暖を繰り返しいつの間にか天気予報が夏の残りを追い出していく。

今はまだ不完全な秋。
ときめいては凹み、企んでは失敗する。

この未完成な恋に可能性がないなら手放してしまえたら楽になれるのにまだ縋る俺は、

きっととっくの昔に終わったことを認めたくないのだ。

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