五里霧中



「おい」


頭上から声が降ってくる。


顔を上げると、そこには見知った顔があった。


ボクが学校に行くたびにいじめてくるガキ大将だ。


名前は忘れた。



「お前、今日授業受けてねえーだろ」


「うわ、ずりぃ!オレら我慢して算数やったのによー」


「授業受けねーなら学校くんじゃねーよ!」


ガキ大将に続いて取り巻きたちもピーチクパーチク鳴きだす。


鬱陶しい。


ていうか、五月蠅いんだよ、いちいち。




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