My Little Girl(加筆修正中)
「これから、どーする? お化け屋敷でも入るか?」
「えっ、それは遠慮します」
マジ顔が引き攣ってる。
「アハハ…冗談!お前、半端なく苦手だもんな。あ~思い出すな、初めて入った時、泣き叫んで揚句の果てに、お化け役の人殴りに殴ったもんな。 ハハハ…」
あん時は、ひどかった。
何たって、お化け屋敷の人に怒られるわ、泣きすぎて酸欠になるわで悲惨だった。
それ以来、お化け屋敷はタブーだ。
「もう、奏ちゃんひどいよ~」
「さっきのおかえし」
「もう~」
俺を叩くし。
コイツは全く加減しないから
「アズ、痛い」
「奏ちゃんが悪いんだからね」
「わ。分かった。悪かったって」
「分かった、許したげる」
さて、もう4時前か。
「どうする?」
「うん、あのね」
なんだ?
顔が赤くなってる。
「ん?」
「あのね、前に聞いた事があるんだ」
「なに?」
「うん、あのね、そのぅ…デートでね、遊園地来たらね」
「ん」
「そのぅ、観覧車に乗るもんだって」
声が、段々フェードアウト気味。
って、観覧車?
ああ、有るな。
ってかデートでは、観覧車に乗るものなのか?
でも、観覧車に乗りたいってのが何故に恥ずかしいのか?
分からん。
まっ、
「いいぜ!観覧車乗ろう」
アズは嬉しそうに
「うん、ありがとう」
ニコニコ笑ってる。