My Little Girl(加筆修正中)



「これから、どーする? お化け屋敷でも入るか?」

「えっ、それは遠慮します」

マジ顔が引き攣ってる。

「アハハ…冗談!お前、半端なく苦手だもんな。あ~思い出すな、初めて入った時、泣き叫んで揚句の果てに、お化け役の人殴りに殴ったもんな。 ハハハ…」

あん時は、ひどかった。

何たって、お化け屋敷の人に怒られるわ、泣きすぎて酸欠になるわで悲惨だった。

それ以来、お化け屋敷はタブーだ。

「もう、奏ちゃんひどいよ~」

「さっきのおかえし」

「もう~」

俺を叩くし。

コイツは全く加減しないから

「アズ、痛い」

「奏ちゃんが悪いんだからね」

「わ。分かった。悪かったって」

「分かった、許したげる」

さて、もう4時前か。

「どうする?」

「うん、あのね」

なんだ?

顔が赤くなってる。

「ん?」

「あのね、前に聞いた事があるんだ」

「なに?」

「うん、あのね、そのぅ…デートでね、遊園地来たらね」

「ん」

「そのぅ、観覧車に乗るもんだって」

声が、段々フェードアウト気味。

って、観覧車?

ああ、有るな。

ってかデートでは、観覧車に乗るものなのか?

でも、観覧車に乗りたいってのが何故に恥ずかしいのか?

分からん。

まっ、

「いいぜ!観覧車乗ろう」

アズは嬉しそうに

「うん、ありがとう」

ニコニコ笑ってる。



< 101 / 683 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop