My Little Girl(加筆修正中)



観覧車に乗って

「わ~久しぶりだぁ」

動き出したゴンドラに嬉しそうな声をあげる。

「だけど、なんでデートで観覧車に乗らなきゃいけないんだ?」

観覧車ってカップル専用か。

「ん、もう!頭のいい奏ちゃんも案外鈍感だね。私でも分かるのに」

なんか、エラソーに

「じゃあ言ってみ」

何故か急に顔を赤らめ

「それはね、それは…ふ、2人きりになれるからじゃない!」

最後は、なんか怒ったように。

あ~そう言うことか!

――



暫く景色を見ていて…

ん?

アズが妙に大人しい。

アズに目を戻すと…でけぇ目を更にでかく見開いてる。

どーしたんだ?

顔も赤くなってるし…

何を見てるのか、その視線を追うと!

!!??

対面のゴンドラのカップルが!

キ、キスしてる!

――



あっ、慌てて手でアズの視界を遮った。

「お前の見るもんじゃねえ!」

アズも我に返り

「はぁ~驚いた」

「デートで観覧車に乗るってこういうことか?」

動揺して俺も少し声が低くなる。

「し、知らないよ、そんなこと」

まだ、アズの顔は赤い。

なんか…気まづい。

暫くお互い無言。

――



観覧車が真上に到達した。

「アズ、一番てっぺんだぞ」

「あっ、ほんとだ。わ~よく見えるね~」

やっと元に戻れた。

「ねぇ、…奏ちゃんさぁ」

「ん?」

「奏ちゃんね」

また顔赤らめて

「キ、キスしたことある?」

「は、はぁ?」





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