おんりー☆らう゛
SHRが終わり、先生が出ていったあとの休み時間。
「あたし…奈々探してくる。」
「おー」
ガタッと席を立っ美奈を見上げながら裕毅が答えた。
魁斗も机に手をついて立とうとしながら、美奈を見上げる。
「俺らも行こうか?」
「うーうん…まずは1対1で話してみるよ」
首を振る美奈に、ふっ…と笑いかけて、「よろしくな」という魁斗に、美奈も少し笑顔で頷いて、教室を出ていった。
聖は、もちろんその会話を聞いていて、美奈が去って行くのを、机に頬杖をつきながら見送っていた。
裕毅は、しばらく黙って聖を見ていたあと、白々しく聖に声をかける。
「心配ですかぁー?」
「―――ッ…別に。」
裕毅の言葉に、ハッと反応して視線をそらす聖。
そして不機嫌そうに声をもらす。
「…なんで俺様が心配しなきゃなんねーんだよ」