『K』
優太が店に来てくれてから一週間。
あれからメールはたまにしてたけど店には来てない。
最近働いててもお客さんが入ってくると優太ぢゃないかなぁって思って見ちゃう自分がいた。
(この気持ちわなんだろう。。恋かなぁ?まさかね。。まだ会って2回しか話してないし)

PM17:30
今日も出勤の準備。
髪の毛をコテでグルグル巻いている。

ピピピ~♪
[新着メール1通]

(メールかぁ。。)
[優太]

(あっ優太だぁ♪)
[お疲れ!今日出勤?]

[お疲れさまぁ♪うん出勤だょお~来てくれるの?o(^-^)o]

[いや別に(笑)]

[むかつくぅ!!バカっ]
メール送信。。

私が最後に送ったきり返信がない。
(はぁ~。。期待したのがバカみたい)
何度ケータイ見てもメールはこない。

PM20:00
結局返信ないまま。。出勤

『はぁ~あ。。』
店に着く。
『おっと!まゆ!早速ご指名で待ってるお客さんいるからテーブルついて♪
『えっ!誰ですかぁ~?』
『3名客のお客様だけど!ほら!そこだょ!』

(あっ。。優太がいる!!友達と一緒に来てる)
優太に会いたかった私は目の前のテーブルにいる優太が信じられなくて嬉しかった。。

『優太♪何よぉ~来ないとか言ってたのに~(笑)』
『おっ、きたな(笑)サプライズだっつーの!!俺に会いたいんぢゃないかと思ってね♪』

『はぁ?全然思ってないからぁ~バカぢゃん(笑)』
『あっ俺の勘違いかぁ?(笑)』
『あはっははは~♪』
優太はなんか私のツボにすごいハマる。
期待させて落としといてサプライズしてきたり、バカっぽいとこも全部が魅力的な感じ。
もう私はそんな優太に恋してた。



< 5 / 195 >

この作品をシェア

pagetop