『K』
『まゆってさぁ~素直ぢゃないよな(笑)』
『そんな事ないよ!!別に今日はたまたま時間ないから巻けなかっただけだし。。。』
『あ~はいはい♪わかりましたよぉ(笑)』
『あ~優太むかつくぅ(笑)』
『うるせーよ(笑)』

『ね~てかぁどこに向かってるの?』
『適当だけど(笑)』
『はぁ?何それ~』
『うそだよ!まぁ~まだ内緒だなぁ♪』
『本当優太って人をバカにするよね~(笑)』

『おう!もうすぐ着くぞ~♪』
『何ここ?山みたい』
『山だもん(笑)』
『はぁ?山に何があんのよ?』
『。。。実はここ心霊スポットなんだよね』

『いやぁぁぁぁ~まぢ無理(泣)』

『あはっ♪まゆ怖いの苦手?(笑)うそだよぉ』

『もうむかつくぅ~優太って本当ガキだよ!!』

『心霊スポットとか言っただけで誰かさんみたく叫ぶ奴よりは大人だけどね♪(笑)』

『もうっ。。。』
『よし!車から降りて!』
『えっ!?なんで!?』
『見せたいものがあるんだってば!早く着いてこいよ』
車を停めると優太はスタスタ歩いて行く。
私は慌てて優太に着いて行った。
『ちょっと~優太歩くの早いんだけど!』

『そんな高いヒール履いて来るからだろ?ほら!来いよ』と言って私の手を握って歩いてく。。

『ちょっと、何よ!大丈夫だから!』
『うるせーな!黙って着いてくりゃ~いいだろ(笑)』
私は優太に手を引かれながら歩いて行った。
(すごいドキドキする。。。)
すると。。
『ほら!まゆ見てみろよ♪すげぇ~だろぉ!♪』
優太の指の先に見えるのは山から見える町のネオンと綺麗な星だった。。

『すごぉ~いキレイ!!』私はこんな近くでこんな綺麗な景色を見れるなんて知らなかった。

『なぁ♪まぢキレイだろ~俺のヒミツの場所だな(笑)女連れてきたのはお前が初めてかなぁ(笑)』
『うそつき~どうせいろんな女のコ連れてきては今のセリフ言って落としてるんぢゃないの?(笑)』
『ったく、かわいくね~なぁもっと素直に聞けよなぁ!!』
(本当はすごくうれしかったんだよ。だけど私の性格ぢゃ素直に聞けなくてさぁ、ごめんなさい)

それからしばらく黙って二人で星を眺めてた。

『寒い~』
『おう!わりぃ~車戻るか!』
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