君を想うとⅢ～True love～

ソレを知った時。

藤堂センパイは、相当悩んで悩んで、悩み抜いていた。





『俺って…
つくづく伊織の疫病神なのな。』


『は？』


『幸せにしてやりてぇのに。
幸せになってほしいと心底思ってんのによ。
結局……、いつも俺は伊織を不幸にしてしまう。』





そんな、後ろ向きにも程があるほどの発言ばかりを繰り返して



『バカ言ってんじゃないわよ！！』



と私にひたすら怒鳴られる日々。






そんな日々がしばらく続いた時。
携帯に１本のメールが届いた。




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title:俺。
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ゴメン。
今日スカイプで話せる？
出来れば伊織も一緒に。

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