小悪魔メイドはエリート社長様専用
私が1ヵ月半で大学を中退したコト…酷く怒っていた。


私も少しは悪いコトしたと親には思っている。


でもそれは透真には言えなかった。
そこまで本音で話せる仲ではない。

私のしているコトはエリートの透真にしてみたら…実にバカげた話…
そう…感じていると思う。



私に自社のサプリングを透真はくれた。


「……いつから此処に居るんだ?」


「……1週間前から…」


「住む場所はあるって言ってたな…」


「あるけど…狭い…」



「贅沢だな…お前はーー」

透真は飲みかけの水割りのグラスを揺らす。
カタッとグラスの中の氷も揺れた。






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