愛し過ぎたから


−ん?何も見えない……真っ暗だ−−


仕方なしにインターホンで


『はい?』


とだけ言ってみる。



『……あの〜×○不動産なんですが……。』



やや、間があったあと相手はそう答えた。


−不動産屋さん?!こんな時間に?−


しかもうちがここを賃貸した不動産屋ではない名前だった。




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