俺はお前だけの王子さま
お弁当の時間
少し肌寒くなった屋上でいつものように4人座る。
お弁当を食べていると
水梨くんが加奈子と私を交互に見た。
「あれ?今日なんか2人、姉妹みたいじゃない?」
水梨くんの言葉に王子くんも
私たちを見た。
加奈子は卵焼きを頬張りながら水梨くんに笑顔を向ける。
「可愛いでしょ?今日、愛子が誕生日だからプレゼントしたんだ~」
「あれ?愛子ちゃん今日誕生日なんだ?」
水梨くんが私を見た。
「あ…うん。実は今日で17歳になりま~す」
私は少し気まずく苦笑いをした。
気まずいのには訳がある。
私がちらりと王子くんを見ると案の定王子くんは少し驚いた顔をしていた。
「は?渡瀬今日誕生日なの?」
王子くんの言葉に水梨くんも
驚いた表情になる。
「はぁ?春馬も今知ったのかよ?」
「…………」
眉をひそめて私を見る王子くんに私は慌て手を合わせた。
「ごめんね!なんか自分の誕生日とか…言うタイミングがなくて」
「えぇ?愛子それは言わなきゃ駄目だよ~」
加奈子も私の隣で驚いた顔をしている。
少し肌寒くなった屋上でいつものように4人座る。
お弁当を食べていると
水梨くんが加奈子と私を交互に見た。
「あれ?今日なんか2人、姉妹みたいじゃない?」
水梨くんの言葉に王子くんも
私たちを見た。
加奈子は卵焼きを頬張りながら水梨くんに笑顔を向ける。
「可愛いでしょ?今日、愛子が誕生日だからプレゼントしたんだ~」
「あれ?愛子ちゃん今日誕生日なんだ?」
水梨くんが私を見た。
「あ…うん。実は今日で17歳になりま~す」
私は少し気まずく苦笑いをした。
気まずいのには訳がある。
私がちらりと王子くんを見ると案の定王子くんは少し驚いた顔をしていた。
「は?渡瀬今日誕生日なの?」
王子くんの言葉に水梨くんも
驚いた表情になる。
「はぁ?春馬も今知ったのかよ?」
「…………」
眉をひそめて私を見る王子くんに私は慌て手を合わせた。
「ごめんね!なんか自分の誕生日とか…言うタイミングがなくて」
「えぇ?愛子それは言わなきゃ駄目だよ~」
加奈子も私の隣で驚いた顔をしている。