天使を射止めよ、男達!!2nd
「ごめんね?私も、紫雲に触ったりする子居たら嫌だし…。そうだよね、うん。普通のことだよ。我が儘なんかじゃないよ」
「…そ…そう言うなら、ちょっとは気を付けてよね…」
頬は赤いままなのに、ムッとして言う紫雲。
か、可愛い………//
「気を付ける!!だから紫雲も、他の子と仲良くしたらダメだからね!!」
「……当たり前。俺は、変わらないから。ずっと、昴が好き」
フッと微笑んだ紫雲は、すごく大人びて見えた。
だから、ポッとしちゃったりなんかしちゃったりなんかして……//
「…昴」
紫雲は私を呼んで、さっき振り返ったときに離した私の手首を掴み、自分のほうに引っ張った。