天使を射止めよ、男達!!2nd

「紫雲!!」

「…?」

私は紫雲の腕を掴み、グイッと自分のほうに引っ張った。

「うっわぁ!!なっすば…」

チュッ

「「「「な…あ、ぁあああああああああああー!!!!」」」」

私は恥ずかしさから、少しずらして…紫雲の唇の端にキスをした。

「…え…あ…ぅ…え…////」

紫雲は真っ赤になって、口をパクパクしてる。

「ふふ♪可愛いなぁ、紫雲は!!」

私は紫雲の真っ赤で驚いたような顔を見て、笑顔でそう言った。

「(昴って…)」
「(昴の奴…)」
「(昴っちは…)」
「(す〜ちゃんってば…)」
「(す、すすすす昴は…)」

「「「「「(絶対、性別間違えて生まれて来たな…)」」」」」

皆揃って、こう思った。



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