幸せの寄り道
靴を履き替えて門の近くで待っていると私の横で白い車が止まった
すると運転席から先生が出てきた
「どしたん?乗らんの?」
そう言いながらドアをあけた
「あ、乗ります!!」
それに鞄はもう先生が車に乗せていたし、断れない…
私が車に乗り込んだのを確認してドアを閉じた
反対にまわって先生も乗り込んできた
「よし、帰ろっか♪」
「はい、お願いします。」
車が走り出す
女の人は男の人の運転姿がいいってみんな言う
確かに…
いつも頼りない先生がなんかすごく大人に見える
「なに?もしかして道間違えてる?」
先生がすこし焦りながらそう聞いてきたその様子はいつもの先生でホッとした
「あってますよ。ただ先生は大人だなぁって思って♪(笑)」
私は先生の方を見てそう言った
「俺にそんなこと言うと後がどーなっても知らんで♪」
先生は楽しそうにそう言った
でも私はその意味が全くわからなかった
「私なんか変なこと言いましたかね?」
「さあね♪」
なぜか嬉しそうに運転をしていた
「あの、先生って生徒にここまでしてもいいんですか?」
私は先生に聞いてみると先生は少し困った顔をした
「多分ダメかもなぁ…。まぁ今日は特別!!」
そんな話をしながら車が家の前に止まった
「先生、ありがとうございました!!」
そう言って車を降りると先生も降りて鞄を渡してくれた
「ありがとう」
私は先生から荷物を受け取り見上げて微笑んだ
「あぁ、おやすみ。また明日学校でな!」
先生はそう言って私の頭をなでた
私は先生の車が見えなくなるまで家の前にいた