幸せの寄り道



食べてみると少し辛めでとてもおいしかった



「おばあちゃん、美味しいよ♪」



「当然さあ、私が作ったんだ」



おばあちゃんは嬉しそうに言ってまた食べ始めた



私たちはあっという間に食べ終えてしまった




「御馳走様でした!!」



私はそう言って食器を流しに持って行き洗い始めるとおばあちゃんも持ってきた



「私がやるからいいよ」



「いいよ、私がやるからおばあちゃん座ってて!!」



私がそのままおばあちゃんに手出しされないように急いで洗うのをみておばあちゃんは笑いだした



「わかったからキレイに洗っておくれ」



よく見ると急いで洗ったお皿にはまだ少し汚れが残っていた







しっかり洗い終わってお皿を拭いて収めておばあちゃんのところへ行った




「終わったよ?」



「そうかい、お風呂にでも入ってきな?」



「おばあちゃんは?」



「私は今あがってきたとこさ」



そう言われるとさっきと服違うじゃん!!



「じゃあ入る」



「後でタオルと着替えは………浴衣でもいいかい?」



「うん。」



歩きながら聞いてきたおばあちゃんに返事をしてお風呂まで案内してもらった




お風呂は少し深めの小さなサイズだった







なんで私初めて会ったおばあちゃんの家に普通に泊まってんだろ?





なぜかおばあちゃんがどんな人かとか全く気にならなかった




明日にはおばあちゃんとお別れなのか……




そう思うと少し寂しくなった





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