幸せの寄り道



お風呂からあがるとおばあちゃんはお茶を飲んでいた



「お風呂ありがとう。」




私もそばに座った




「今日はどこで寝るかい?」




「おばあちゃんと一緒がいい。」




「それじゃあ布団でも敷きに行こうかね」




そう言って立ち上がるおばあちゃんについて行った




おばあちゃんは押し入れから布団を出して敷き始めたので私も手伝いすぐ終わった



居間に戻るとおばあちゃんがお茶をいれてくれた



「少しは満足したかい?」



おばあちゃんは私をみてそう言った




「うん、だいぶ。」



おばあちゃんは嬉しそうに"そうかい"と笑った





「またなんかあったら手紙でも電話でもしておいで」



優しく笑ってお茶をすするおばあちゃんに心がとても安らいだ



「おばあちゃんも私と話したかったら連絡して、メモに携帯の番号と住所書いとくから」




「はいはい、ちゃんと持っとかないとねえ」



そう言ってまたお茶をすすった





「じゃあそろそろ寝ようかね、あんたも疲れたじゃろ?」



「うん」



私たちは布団を敷いた部屋に移動して布団の中に潜り込んだ




「おばあちゃん、ありがとう」




「どうしたんだい、いきなり?」



「なんとなく……。おやすみなさい」




「おやすみ」





おばあちゃんと少し話してゆっくり目を閉じた








その日はぐっすりと眠った


1人での遠出でだいぶ疲れが溜まっていたのだろう




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