幸せの寄り道



朝起きるとおばあちゃんの姿が見当たらなく布団をたたんで居間の方へ行くと美味しそうな匂いがした




「あら、おはよう」



「おはよう、おばあちゃん」



台所から顔を出したおばあちゃんにあいさつをした




「顔でも洗っておいで?もうご飯できるから」





「はーい。」




顔を洗って戻ってくると机にはお味噌汁とご飯と焼き魚が並んでいた




「いただきます。」



おばあちゃんも私が食べ始めたのを確認してご飯を食べ始めた



「今日帰る前に付き合ってほしいところがあるんだけどいいかい?」




「うん、どこいくの?」




「いろいろさ」




そう言ってご飯を黙々と食べた






ご飯を食べ終えて私が支度を始めるとおばあちゃんも支度を始めた





「じゃあ行こうかね?」





「うん。」





家を出て歩き出したおばあちゃんの後ろを歩きついて行った









たどり着いたのは携帯ショップ




「おばあちゃん携帯買うの?」



「ああ、あったほうがあんたと連絡とりやすいだろう?」




そう言ってお店の携帯をいろいろと見始めた





「店員さん、年寄りでも使いやすいのはどれだい?」




おばあちゃんはニコニコ笑いながら店員の人と携帯を選んでいた




決まったのか契約に移りそのまま購入した




「陽向ちゃん、この電話に陽向ちゃんの番号とか入れてくれんかい?」




突然呼ばれておばあちゃんのそばに駆け寄ると店員さんはニコニコして私を見ていた





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