幸せの寄り道



「お孫さんですか?」



「可愛いだろう?」



おばあちゃんはそう言って店員さんと笑っていた





「おばあちゃんできたよ?」



「おお、ありがとう。」



おばあちゃんは嬉しそうに受け取り鞄にしまった





「それじゃあ次行こうかね。」




そう言って立ち上がると店員さんにお礼を言ってお店を出た




「次はどこ行くの?」





「次はデパートだよ!!」




デパートに着くとおばあちゃんとは無縁そうな若い人向けの洋服屋さんに入っていった





「陽向ちゃん、なんかほしいものはないかい?」



そう言って笑っていた



「いいよ、おばあちゃん」



「私が陽向ちゃんに買ってあげたいのさ」



そう言ってこれなんかどうだいと服を差し出した




結局おばあちゃんの押しの強さに負けて服を2着ほど買ってもらった



その後喫茶店に入ってパフェを食べたり靴屋さんに行ってまた無理やり靴を買ってもらった




「私の用事は済んだしそろそろ帰るかい?」



「そうだね。おばあちゃんいろいろありがとう!!」



「いいんだよう、孫ができたみたいで楽しかったわ」



「私も楽しかった。」



「それにしても大荷物になっちゃったねえ」



おばあちゃんは私の荷物をみながら笑っていた



「ありがとう。これ大事にするね!?」




「ああ。じゃあ、駅まで行こうか?」




おばあちゃんは歩き出して駅に向かった





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