有明先生と瑞穂さん
「もしかして結、早とちりしちゃった?」


ヤバイという顔をした深江の肩をポンポンと叩いて布津が前に出る。



「夏祭りの日、俺らに絡んできたでしょ。
顔覚えてないみたいだから黙ってようと思ってたんスけど・・・」

「はあ?絡む?俺が?」

「ひどく酔っ払ってたみたいっスけど。
3人くらいで。
おかげで瑞穂、足怪我したんスよ」


そう言われて口之津は改めて瑞穂の方を見た。


「いや、そんなにひどくないっていうか、足すりむいたくらいですけど・・・」


瑞穂一人でビクビクしている。



「あー・・・夏祭り行ったのは覚えてんだけど」


その言葉に布津がカチンと来たらしく「アンタねぇ!」と声を張り上げた。

それを「待て待て」と制止し、口之津はひとつ溜息をついた。



「あー、イヤ・・・
もしそれが本当なら悪かった。
俺らよく3人でツルんでんだけど、酔っ払ったら3人して記憶が曖昧になるんだわ」

「そんな都合のいい話信じられっかよ!」

「まあ信じないなら信じないで別にいいけど?
そういやゆん吉、次の日面接だったのに顔に謎の怪我してて結局落ちたんだよな」

「うぐ・・・・・・」


布津が殴った後だ。
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