有明先生と瑞穂さん
一件落着――

と、思ったのだが・・・。



「ただしチビガキ、てめーは別だ」

「はえっ?!」



口之津は再び怖い顔をし、深江をギロリと一睨み。



「なななななんで別なのよぅ~!」

「当たり前だ。
人にゴミ箱おもっクソぶつけやがって・・・。
てめーはタダじゃ返さねえ・・・」


再びピンチだ。
せっかく問題解決したと思ったのに・・・。


口之津は眉間にシワを寄せてジリジリと深江に詰め寄った。

さすがに深江も分が悪いのか少しずつ後ずさる。



「まっ、待ってください!」


思わず瑞穂は間に割って入る。

口之津に一番おびえていたはずなのに、体が勝手に動いてしまった。

割って入ったはいいものの手足がガクガクと震える。


「結ちゃんは私を助けようとしただけで・・・ただの勘違いなんでひゅっ」

(か、噛んだ・・・)

(噛んだ・・・?)
(噛んだな・・・)
(噛んだ・・・)


笑うに笑えぬ妙な沈黙。
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