有明先生と瑞穂さん
口之津の顔がなんともいえない表情にゆがむ。
その顔を見ると途端に恥ずかしくなりドッと汗が出た。


「だっ、だからその・・・
結ちゃんのこと怒らないでやってください!」



今度はきちんと言えた。

ぎゅっと目を閉じて返事を待つ。


と、口之津がフゥっとひとつため息をついた。





「まあいい・・・。
俺も女子供に手を出すような男じゃねーからな」


(嘘つけ・・・)


布津が頭の中でツッこむ。


「それにそんなに短気でもねえ」

(十分短気だっての)


深江も頭の中でツッこんだ。




「よかった・・・」


瑞穂の震えはようやくとまり、全身の力が抜ける。





「ただし、おまえらにはひとつ協力してもらいたいことがある」


「「「へ?!」」」
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