white*story
さくちゃんが入院して
1週間が過ぎた。
佑にぃによると、
風邪をこじらせた
だけらしい。
でも、さくちゃんは、
心室中隔欠損症という
心臓に穴があいている
病気を持っているため、
大事をとって、
入院していると
言っていた。
さくちゃんの
病気の状態は、
中等度で、自覚症状は、
疲れやすいとか、
風邪とか引きやすい
&治りにくい
ということらしい。
佑にぃの受け売り
なんだけど。
「楓ー!帰ってる~?」
あたしが部屋で
考え事をしていると、
仕事に行っていた
はずのママが、
あたしを呼んでる。
「おかえり、ママ。
どうしたの??」
と、あたしが
部屋から出て、
階下のリビングへ
むかうと、
そこには、
入院しているはずの
さくちゃんがいた。
「かえちゃぁぁん!!
ただいまっっ!
北条桜、ただ今、
退院して
帰宅しましたっ!」
さくちゃんは、
あたしをハグした後、
あたしを見上げ、
笑顔で敬礼をした。
「さ、さくちゃん!
本当に退院??
体は、もう良いの??」
あたしが、
驚いて聞くと、
「うんっ!もう
元気もりもり!
熱ももう3日
出てないんだ!」
さくちゃんは、
嬉しそうに笑う。
「でも、桜、
しばらく学校は
お休みしなさいよ?
佑くんも
言ってたでしょ?
治りかけが
一番大事って」
ママが、笑顔で
さくちゃんに
くぎを刺す。
「はぁい。あ、
かえちゃん!
ママにおねだりして、
退院祝いのケーキを
買ってもらったの。
一緒に食べよ!」
さくちゃんが、
あたしの手を引いて、
ソファに向かう。
でも。あたしが右足を
前に出したその時。
あたしは、おもいっきり
派手に転倒した。
1週間が過ぎた。
佑にぃによると、
風邪をこじらせた
だけらしい。
でも、さくちゃんは、
心室中隔欠損症という
心臓に穴があいている
病気を持っているため、
大事をとって、
入院していると
言っていた。
さくちゃんの
病気の状態は、
中等度で、自覚症状は、
疲れやすいとか、
風邪とか引きやすい
&治りにくい
ということらしい。
佑にぃの受け売り
なんだけど。
「楓ー!帰ってる~?」
あたしが部屋で
考え事をしていると、
仕事に行っていた
はずのママが、
あたしを呼んでる。
「おかえり、ママ。
どうしたの??」
と、あたしが
部屋から出て、
階下のリビングへ
むかうと、
そこには、
入院しているはずの
さくちゃんがいた。
「かえちゃぁぁん!!
ただいまっっ!
北条桜、ただ今、
退院して
帰宅しましたっ!」
さくちゃんは、
あたしをハグした後、
あたしを見上げ、
笑顔で敬礼をした。
「さ、さくちゃん!
本当に退院??
体は、もう良いの??」
あたしが、
驚いて聞くと、
「うんっ!もう
元気もりもり!
熱ももう3日
出てないんだ!」
さくちゃんは、
嬉しそうに笑う。
「でも、桜、
しばらく学校は
お休みしなさいよ?
佑くんも
言ってたでしょ?
治りかけが
一番大事って」
ママが、笑顔で
さくちゃんに
くぎを刺す。
「はぁい。あ、
かえちゃん!
ママにおねだりして、
退院祝いのケーキを
買ってもらったの。
一緒に食べよ!」
さくちゃんが、
あたしの手を引いて、
ソファに向かう。
でも。あたしが右足を
前に出したその時。
あたしは、おもいっきり
派手に転倒した。