ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】
「妹尾」
今にも、涙が溢れそうな妹尾の頬に触れた。
「4年間どれだけ努力して頑張ってきたか、俺も経験してるからわかる。大変だったよな?」
"ううん…"と小さく、妹尾が顔を横に振った。
その動作で、目に溜まった涙が頬に伝う。
「この日をどれだけ楽しみにしていたか…」
次々と流れ落ちる涙を、指で拭う。
「また俺の隣に戻ってきてくれて、ありがとう」
隣に座る、妹尾を引き寄せた。
「好きだよ、泰葉。もう、俺の隣からいなくならないでくれ」
ギュッと抱き締め、耳元でそう囁いた。
「…はい」
妹尾の小さな返事が嬉しくて、抱き締める力を強める。