ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】
もう先生と生徒じゃない。
妹尾も卒業したし、成人もした。
これで堂々と、付き合える。
罪悪感に陥ることも、コソコソ隠れる必要もない。
「…って思ってるかもしれませんが、職場恋愛ってマズくないですか?しかも、元生徒」
「「!」」
「しかも、母校だしね。高橋も泰葉のことも、ほとんどの先生知ってるし」
「「!?」」
抱き締め合っていた身体を離した。
「…っ!お前ら!」
「香奈!立川くんも…」
準備室のドアを見ると、二人が立っていた。
「勝手にいなくなるから、驚いたよー。まぁ、ここだってすぐにわかったけどさ」
「高橋先生も妹尾先生も、ここが職場だってこと忘れてませんか?」
「「…すいません」」
立川の指摘に、妹尾と二人でつい謝ってしまった。
「結婚するまで黙ってたほうがいいんじゃないですか?妹尾さんだって、高橋の恋人ってからかわれたらやりずらいでしょ?」
それは確かに…
「えー、また秘密?もう!泰葉がかわいそうだよ!ねぇ!?」
安川が妹尾に振った。
「え?あー…とりあえず、秘密でもいいかな?今は、仕事に集中したいし」
そう笑いながら答えた、妹尾。
「えー!?つまんない」
何で安川が、つまらないって言うんだよ…
俺だってー…