ひなたぼっこ~先生の、隣~【続編】

もう先生と生徒じゃない。

妹尾も卒業したし、成人もした。

これで堂々と、付き合える。

罪悪感に陥ることも、コソコソ隠れる必要もない。


「…って思ってるかもしれませんが、職場恋愛ってマズくないですか?しかも、元生徒」

「「!」」

「しかも、母校だしね。高橋も泰葉のことも、ほとんどの先生知ってるし」

「「!?」」

抱き締め合っていた身体を離した。


「…っ!お前ら!」

「香奈!立川くんも…」

準備室のドアを見ると、二人が立っていた。


「勝手にいなくなるから、驚いたよー。まぁ、ここだってすぐにわかったけどさ」

「高橋先生も妹尾先生も、ここが職場だってこと忘れてませんか?」

「「…すいません」」

立川の指摘に、妹尾と二人でつい謝ってしまった。


「結婚するまで黙ってたほうがいいんじゃないですか?妹尾さんだって、高橋の恋人ってからかわれたらやりずらいでしょ?」

それは確かに…

「えー、また秘密?もう!泰葉がかわいそうだよ!ねぇ!?」

安川が妹尾に振った。

「え?あー…とりあえず、秘密でもいいかな?今は、仕事に集中したいし」

そう笑いながら答えた、妹尾。

「えー!?つまんない」

何で安川が、つまらないって言うんだよ…


俺だってー…















< 197 / 200 >

この作品をシェア

pagetop